新潟日報 掲載のお知らせ

メディア掲載

11月9日(木)の新潟日報様の新聞記事に
弊社の取り組みについて掲載して頂きました。

また、新潟日報デジタルプラス様にも同記事を掲載して頂きました。
笑顔で接客、キッチンカーで西へ東へ♪
障害のある人の個性を生かし働く姿発信
新潟長岡市の就労支援事業所が移動販売展開
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/310209

画像の下に記事内容を掲載しております。
お時間のある時にでも読んで頂けたら幸いです。

新潟県長岡市で障害のある人の就労支援に取り組む事業所「About me(アバウト ミー)」が、キッチンカーを使った移動販売を展開している。運営会社が「就労継続支援A型」の認可を取り、最低賃金以上で雇用。丼やハッシュドビーフを提供する。企業に就職する以外の、それぞれの個性を生かした働く場の提供を目指す。

About meは2023年4月に設立された株式会社の「コロンブ」(長岡市北山3)が運営する。企業などへの一般就労が難しい人と雇用契約を結び、技能を高める訓練をする「就労継続支援A型」の認可を9月に取得し、現在2人が利用する。

中心的な仕事の一つに据えたのが、さまざまな場所に出向き、障害者が活躍する姿を見てもらえるキッチンカー事業だ。

9月に始め、長岡市内外の大学や専門学校、企業、イベントなど30カ所ほどを訪問。長岡市のラーメン店「麺や 真登(まさと)」が監修した「ローストポーク丼」のほか、カレーやドリンクを販売する。

システム開発「NS・コンピュータサービス」にはランチタイムに訪問。接客は軽度の障害がある担当者(36)が担った。事業所のスタッフが見守る中、「ローストポーク丼一つ入ります」「ありがとうございます」と笑顔で接客し、代金やおつりの計算、商品の受け渡しをこなしていく。

この担当者は一般企業に勤めたこともあるが、職場でのコミュニケーションに悩み、自分を追い詰めた経験がある。「障害のことを分かってもらえず、つらかったこともあった。自分が働いている姿を見せることで、障害を理解してくれる企業が増えてほしい」と期待する。

コロンブ代表取締役の佐々木守さん(35)は、会社設立前から長岡市内の施設で障害者の就労支援に携わってきた。「障害があっても、できることを生かせば働けることを示すのが重要」と考え、A型の事業所を立ち上げた。

長岡市福祉課によると、市内にA型は6カ所ある。A型の利用者は最低賃金以上の給料が保証されていることが特徴だ。一方、雇用契約を結ばないB型は31カ所となっている。

A型の事業所では、プログラミング教室の講師、レストランの調理補助をはじめ、さまざまな事業に取り組む。佐々木さんは「A型は支援員が付き、そのサポートを受けて働くことができる。障害のある人たちが働く選択肢を広げたい」と語る。

キッチンカーは11月も市内外の大学やイベントに出店。団体向けにデリバリー事業も始めた。

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